悪行を繰り返した鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)/悪女の系譜8

地方に逃げた2人

鄭蘭貞の行き過ぎた行為は、「王妃に取り入った妖女」「儒教的な身分制度を覆す毒婦」と評された。その悪評は市中にもとどろいたのである。
しかし、1565年が転換点になった。この年に文定王后が死んだのである。
こうなると、鄭蘭貞と尹元衡は完全に後ろ盾を失った。
「このままなら殺される。逃げよう多くの恨みを買っていることを知っていた鄭蘭貞と尹元衡は、あわてて地方に逃げていった。
しかし、鄭蘭貞は常に命を狙われていると怯え、最後は耐えきれなくなって自ら命を絶ってしまった。




そういう意味では、精神的に弱い女性であったのかもしれない。
鄭蘭貞が死ぬと、夫の尹元衡も悲観して最後は自決した。

朝鮮王朝三大悪女(張緑水、鄭蘭貞、張禧嬪)の哀れな最期とは?

朝鮮王朝にこんな悲しい世子(セジャ)が5人もいたとは?

朝鮮王朝にはこんな悲惨な王妃が5人もいた!

朝鮮王朝で「絶世の美女」と称された5人は誰か

朝鮮王朝には兄弟に殺された悲劇の王子が5人もいた!




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