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カテゴリー:歴史
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対立した光海君と仁祖の物語/第3回
光海君は「明は滅亡して後金の時代になる」と予測していた。「明に肩入れするとうちの国もやられてしまう」ということで、やむを得ず援軍を出すときは最小限にして、後金に対して「事情があって明に援軍を出していますが、そちらに逆らう… -
対立した光海君と仁祖の物語/第2回
宣祖があと5年ほど生きていたら永昌大君が王になっていた可能性が高い。だからこそ、光海君の一派が毒殺したのではないかと言われている。光海君の側近には、悪女として有名な金介屎(キム・ゲシ)という女性がいた。彼女は、典型的な悪… -
対立した光海君と仁祖の物語/第1回
朝鮮王朝の1592年というと朝鮮出兵であった。豊臣軍が攻めてきた年だ。そのときの王は、14代王・宣祖(ソンジョ)だった。それまでの13代目までは、すべて国王の正室から生まれていて、正統的な王位継承者なのだが、宣祖は側室か… -
奇皇后のしたたかな人生!
1333年、貢女(コンニョ/高麗王朝が差し出した女性のこと)として、中国大陸を支配する元に渡った奇皇后は、その後はどのようにして元の皇室で力をのばしたのだろうか。元に入った奇皇后のその後の人生を追ってみよう。 [cap… -
時代劇『奇皇后』に登場する「貢女」とは?
13世紀、強大国となったモンゴルは、高麗王朝に朝貢を求めてきた。高麗王朝がこれを拒むと、1231年に大軍で攻めてきた。当時のモンゴルは最強の軍事力を持っていた。高麗王朝は頭を下げて必死に和睦を結んだが、以後もモンゴルはし… -
奇皇后は何をしたのか(後編)
中国大陸では、すでに元の国力が衰退していた。各地で農民たちの反乱も起き、元はまともに鎮圧する力も失っていた。このように元が弱くなると、高麗王朝での奇一族の立場もガラリと変わっていった。 わが子の皇位継承に執着… -
奇皇后は何をしたのか(中編)
元の皇帝トゴン・テムルの正室だったタナシルリは、奇皇后に執拗な嫌がらせをした。思い切り鞭で叩いたり、熱した焼きごてを肌にあてたり……。正気とは思えなかった。しかし、タナシルリの横暴も長く続かなかった。 [caption… -
奇皇后は何をしたのか(前編)
韓国時代劇『奇皇后』ですっかり有名になった高麗王朝時代の怪女……それが奇皇后だ。高麗王朝を屈伏させた中国大陸の大国「元」の皇后になるという快挙を達成した女性の波瀾万丈な人生を振り返ってみよう。 [caption id=… -
6人の歴史重要人物6「淑嬪・崔氏」
張禧嬪(チャン・ヒビン)の最大のライバルとなった淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)。ドラマ『トンイ』の主人公になった女性だ。この淑嬪・崔氏と粛宗はどのような経緯で出会うようになったのだろうか。 謎めいた女性 淑嬪… -
6人の歴史重要人物5「張禧嬪」
張禧嬪(チャン・ヒビン)が王宮の女官になったのは1680年頃と推定される。通訳をしていた役人の親戚として採用されたのだ。その美貌は、宮中でもすぐに評判になった。「部類の女好き」と言われた粛宗(スクチョン)が見逃すはずがな…