韓国で2019年10月に公開された映画『82年生まれ、キム・ジヨン』が、2020年10月に日本で公開されることになった。ちょうど1年後に日本でも話題作を見ることができる。
半年後のお楽しみだ
『82年生まれ、キム・ジヨン』は、韓国で100万部以上もベストセラーとなった原作が映画化されたものだ。
映画ではチョン・ユミが主人公のキム・ジヨンに扮していて、コン・ユが夫のチョン・デヒョンの役を演じている。2人は過去に二度共演した経験がある。
コン・ユとチョン・ユミが最初に共演したのは2011年の映画『トガニ 幼き瞳の告発』だった。そして、二度目には2016年の映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で再び呼吸を合わせた。
何よりも、コン・ユもチョン・ユミは繊細な演技でよく知られた俳優だ。
そして、コン・ユとチョン・ユミの三度目の共演となるのが『82年生まれ、キム・ジヨン』だ。この映画の場合、先にチョン・ユミが主人公のキム・ジヨン役に決まった。しかも、チョン・ユミは1983年1月生まれ。
映画と現実は違うとはいえ、1982年生まれという設定の主人公とチョン・ユミは同級生になる。
まさに、絶妙なキャスティングと言えるだろう。
そして、最適な共演相手としてコン・ユが指名された。
大物のコン・ユが出演することで、夫のチョン・デヒョンの出演シーンが増えたという。つまり、小説より映画のほうが夫のキャラクターが重厚になったのだ。
それだけに、チョン・ユミとコン・ユが真っ正面から向き合う場面が多くなる。そんな二人の共演か今度は日本で見ることかできる。
また半年先になるのだが、大いに楽しみだ。
文=「韓流テスギ」編集部