2人で演じる余興的な場面
コン・ユはこう語っている。
「イ・ドンウクさんは、いつもアドリブをきちんと返してくれるから、とてもありがたかったです」
「現場であんなに笑いながら演じたのは初めてです。イ・ドンウクさんは本当に瞬発力があって、最高の相手と思えるほど、打てば響いてきます」
「イ・ドンウクさんのおかげで、愉快なシーンがたくさん生まれたと思います」
こうしたコン・ユの言葉を聞いていると、撮影現場での軽妙な2人のやりとりが浮かんでくる。
俳優としていくら意識しても、こんな愉快な雰囲気は簡単に出せるものではない。やはり、2人が持っている相性の良さが絶妙に組み合わさって、漫才のような打ち解けた場ができあがったのだろう。
そういう意味でも、コン・ユとイ・ドンウクが2人で演じる余興的な場面は『トッケビ』の中でも異色の出来だった。
構成=「韓流テスギ」編集部
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