ソン・イルグクが主演を務めた『朱蒙(チュモン)』を紹介しよう。朱蒙といえば、古代の三国時代に最強とも呼ばれた高句麗の初代王である。彼の波瀾万丈の人生は傑作ドラマとして蘇っている。とにかく、スリル満点の展開だ。
『朱蒙(チュモン)』
古代の朝鮮半島北部。扶余(プヨ)国の第3王子として生まれた朱蒙(チュモン)は、彼の実力を恐れた兄の計略によって追放された。やがて彼は、民の暮らしに触れながら心身ともに成長する。さらに、朱蒙は中国大陸の大国・漢に滅ぼされた古朝鮮の遺民たちをまとめあげ、新たな国家・高句麗(コグリョ)を建国する。情けない王子だった朱蒙が、偉大な王になっていく姿は視聴者に感動を与え、韓国で最高視聴率52・7%、35週連続視聴率1位という記録を打ちたてた。
放送日/2006年5月15日~2007年3月6日
放送局/韓国MBC(全81話)
演出/イ・ジュファン、キム・グンホン
脚本/チェ・ワンギュ、チョン・ヒョンス
出演(役名)/ソン・イルグク(朱蒙)、ハン・ヘジン(ソソノ)、ホ・ジュノ(へモス)、チョン・グァンリョル(クムワ)、オ・ヨンス(ユファ)