韓国で6月から放送が予定されているのが、チ・チャンウクとキム・ユジョンが共演する『コンビニの新星』である。魅力的なキャスティングで注目を集めている。
美男美女の主役カップル
チ・チャンウクは、昨年春に兵役を終えた後、最新作の『僕を溶かしてくれ』に出演した。視聴率はあまり良くなかったが、兵役のブランクを超えて、久々にチ・チャンウクのキラリとした感性が生きたドラマだった。
この『僕を溶かしてくれ』が終わった後のチ・チャンウクは、さらに芸能活動を積極的に行ない、6月から『コンビニの新星』に出演する。特に注目を集めているのは、キム・ユジョンと共演するということだ。
キム・ユジョンといえば、『トンイ』や『太陽を抱く月』など、超人気時代劇で女性主人公の子役を演じた人だ。小さいころから天才子役として評判になっていて、韓国ドラマであれば、みんなが知っている人気者だ。
そんな彼女が、大人の女優として成長を見せたのが『雲が描いた月明り』だ。パク・ボゴムとの共演は本当に見事だった。
韓国の芸能界には、「子役は大成しない」というジンクスのようなものがあるが、キム・ユジョンには当てはまらない。彼女は、すでに大人の女優として人気を博している。
このようにして、実現したチ・チャンウクとキム・ユジョンの共演。大いに楽しみだが、年齢差は12歳もある。
韓国ドラマには、年齢が離れた主役カップルがよく登場するが、12歳も年が離れているのは、やっぱり珍しい。
しかし、キム・ユジョンは若いのに子役としての経験がすばらしいのだ。それだけに、チ・チャンウクも年齢差を気にせずに、まるでベテラン女優と共演しているような気持ちになっているはずだ。
2人は芸能界でも指折りの美男美女だ。このキャスティングで『コンビニの新星』がとても華やぐことは間違いない。それだけに大いに楽しみだ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)