今後へ向けての転機となった
作品性から見た『テバク』の問題点は、次の3つに集約できるのではないか。
1.脚本の出来に疑問符が付いた。
2.演出に雑な面が見られた。
3.女優陣の演技に難があった。
以上の3点については、視聴者からも激しい批判が寄せられていた。
一方、チャン・グンソクの演技はどう評価されたのか。賛否両論があったが、好意的な意見が多かったのも事実だ。
実際、本物のヘビを食らうという俳優魂は大いに称賛されていた。いずれにしても、チャン・グンソクが『テバク』によって本格派俳優への道を確実に歩みはじめたのは確かだろう。間違いなく、『テバク』はチャン・グンソクにとって今後へ向けての転機となった作品である。
最終話の視聴率はピッタリの10.0%。大台に復帰して物語を終えることができたのは本当に良かった。
そういう意味では、『テバク』は有終の美を飾った、と言ってもいいのではないだろうか。
構成=「韓流テスギ」編集部
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