字幕なしにもチャレンジ!
康「ドラマを見るというのも、韓国語の上達に役立ちますか」
魏「ドラマでもいろいろあると思います。時代劇は昔の言い方ですからね。韓国人が見ていても、わかりにくいことがあります。時代劇よりも現代劇。それも自分と年齢が近い俳優さんの言葉を大いに参考にするといいでしょう」
康「そういう意味では、『冬のソナタ』は韓国語のテキストとしても最良ですね」
魏「そう思います」
康「すばらしいドラマでしたが、それぞれの出演者がみんなゆっくりしゃべるし、きれいな言葉を使っていました。なおかつ、セリフの中身が良かった。『冬のソナタ』というのは、韓国語の学習ドラマとしてもズバ抜けていたと思います」
魏「本当に教材にしたいドラマでした」
康「日本でも韓国語の原語でドラマが見られるから、なるべく吹き替えじゃなくて、韓国語でドラマを見たいですね。画面に字幕も出るし……。
ただし、字幕も善し悪しで、字幕に頼り切ると、そういう癖がついてしまいます。そこで、定期的に、字幕なしでチャレンジしてみるのもいいですね」
魏「そうやってメリハリをつけると効果があります」
(後編に続く)
主人公イ・ヨンのモデルとなった人物は?/「雲が描いた月明り」総集編1