ハングル学習の最初に役立つ話(中編)

ハングルは書いて覚える

魏「韓国語の勉強がしやすい環境を自分で作るんですよ。学生の場合は、他の教科もあって忙しいと思いますが、むしろ社会人のほうが忙しいでしょう。そういう社会人の方にはこう言っています。『1年とか2年とか3年とか、自分で目標を設定してやることです。目標があれば、間違いなくモチベーションが上がります。家族の協力も必要でしょう。たとえば、水曜日の夜8時から10時までは韓国語の勉強をする時間だと決めて、そこには予定を入れないと覚悟するのです。そして、1年と決めたら、1年間は守り切ってください』。それを実行した方の中には『効果があった』と言う場合が多いですね」
康「つまり、1週間のスケジュールの中で集中できる時間を持つということですね」
魏「いろいろな都合で変更せざるをえないときもあるでしょうが、なるべく決めた時間は動かさないで、1年間をやり通すのです」
康「なるほど。多くの人を教えていて、上達が早い人には共通点がありますか」




魏「やはり、書いて覚える人というのは上達が早いですね。たとえば、小学校のときに漢字を覚えようとして、指にマメができるくらいひたすら書きましたよね。それと同じように、韓国語も最初は慣れるためにハングルを書いていくことです。見ていると、そういう人がやはり上達が早いです」
(ページ3に続く)

ハングル学習の最初に役立つ話(前編)

ハングル学習の最初に役立つ話(後編)

やさしく覚える初級ハングル 第1回・読み方

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