朝鮮王朝の絶世の美女は誰か11「許蘭雪軒(ホナンソルホン)」

現在の韓国でも高い評価を得ている女流詩人の許蘭雪軒(ホナンソルホン/1563年~1589年)。彼女の人生は、あまりに儚(はかな)いものだった。しかし、彼女が残した珠玉の作品は、永遠に生き続ける。

メキメキと才能が開花

許蘭雪軒は、評判の高かった役人の長女として生まれている。
許蘭雪軒の2人の兄は高官の地位に就き、弟の許筠(ホギュン/『洪吉童伝』〔ホンギルドンジョン〕の作者)も文才を高く評価されていた。そんな一家の一員として育った彼女は、父やきょうだいからいい影響を受けた。
もともと、実家は才能がある詩人たちを積極的に援助していた。2人の兄と年の離れていた許蘭雪軒と許筠は、許氏一家に訪ねて来る詩人たちから、詩を学んでいった。




その結果、姉と弟の才能はメキメキと開花していった。
名のある学者や詩人たちは口を揃えて「許家の才能は素晴らしい」と絶賛した。
(ページ2に続く)

朝鮮王朝で「絶世の美女」と称された5人は誰か

朝鮮王朝にはこんな悲惨な王妃が5人もいた!

朝鮮王朝で「性格がきつすぎる王族女性」と称された5人は誰か

英祖(ヨンジョ)を演じた俳優の中で一番は『ヘチ』のチョン・イル!

朝鮮王朝で王妃になりながら廃妃になった人は誰なのか




固定ページ:

1

2

関連記事

特選記事

  1. コン・ユ主演で魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!/トッケビ全集13

  2. 繰り返し見て深みのあるストーリーを味わう!/トッケビ全集8

  3. 16代王・仁祖(インジョ)はどんな王だったのか

ページ上部へ戻る