映画『徐福』が注目されているのは、パク・ボゴムとコン・ユというトップ俳優がダブル主演を務めるからだ。しかし、韓国で『徐福』が話題を集めているもう一つの理由がある。それは何なのか。
大ヒットを連発する撮影所
映画『徐福』は、複製として作られたに人類初のクローン人間をめぐる壮絶な野望対決を描いた作品だ。
末永い生命力を持ったクローン人間を演じるのがパク・ボゴムで、コン・ユは国家機関のエージェントに扮している。
撮影は、夏に大々的なロケを慶尚(キョンサン)南道の統営(トンヨン)市で行ない、今は最新鋭の撮影所で総仕上げとなる撮影が行なわれている。
その撮影所こそが今や注目のマトなのだ。
それは、全羅(チョルラ)北道の全州(チョンジュ)市にある全州映画総合撮影所だ。この撮影所は、すでに88作品の撮影施設に選ばれていて、大ヒット作品を連発している。
特に、2019年カンヌ国際映画祭で最高賞を得たポン・ジュノ監督作品の『パラサイト』が、この全州映画総合撮影所で全体の60%も撮影されていた。
なにしろ、屋内と屋外の両方ですばらしいセット場を持っているのが全州映画総合撮影所の強みだ。『パラサイト』の制作陣も施設の充実度に大満足だったという。
そんな映画『徐福』は、俳優が最高な上に撮影施設も抜群ということで、完成度の高さが大いに期待されている。
公開は2020年の予定だが、本当に楽しみな映画だ。
構成=「韓流テスギ」編集部
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