今年の夏までの公開が予定されている映画『徐福』。パク・ボゴムとコン・ユのダブル主演が大きな話題になっているが、この映画は『パラサイト 半地下の家族』と同じ撮影所を使っていることで注目を集めている。
今は編集の真っ最中!
映画『徐福』は、SFのジャンルに新風を起こす映画として期待されている。
パク・ボゴムが演じるのは、末永い生命力を持った人類初となるクローン人間である。その特異な存在をめぐって獅子奮迅するのが国家機関のエージェントであり、コン・ユが扮している。
このように、映画『徐福』では、複製として作られたクローン人間をめぐって、様々な人間たちが欲望をむきだしにしていく。
撮影は2019年10月に終了して、今は公開に向けて編集作業が最終的に行なわれている。
特筆すべきなのは、『徐福』の撮影が全羅北道の道都にある全州(チョンジュ)映画総合撮影所で行なわれたことだ。
この全州映画総合撮影所は2008年4月にオープンしたが、すでに多くのヒット作の撮影施設になっている。
たとえば、2018年には『パラサイト』を初めとする12作品、2019年は『徐福』などの9作品である。
全州映画総合撮影所が誇るのは、屋内と屋外の両方ですばらしい撮影施設を持っていることだ。屋内には巨大なスタジオが二つあり、屋外ならどんな街もつくれるような4万8888平方メートルのセット場がある。
こうした最新鋭の撮影所を使って『徐福』は撮影された。『パラサイト』と同じ撮影所というのも追い風だ。
パク・ボゴムが斬新な役柄に挑む映画『徐福』を早く見たい。
文=「ロコレ」編集部