イ・ヨン(孝明世子)を細かく研究!/パク・ボゴム全集3

自ら宮廷舞踊を創作

孝明世子が父の純祖(スンジョ)の代理聴政(テリチョンジョン/摂政のこと)を行なったのは、1827年から1830年までの間だ。
彼はそのときに様々な改革を行なっているが、パク・ボゴムが言うように舞踊の面でも才能を発揮している。
今でも語り種になっているのは、王宮で開かれる宴で披露される舞踊を自ら創作したことだ。
当時、王宮で披露される舞踊は「呈才舞」(チョンジェム)と呼ばれていたが、この「呈才舞」を孝明世子はいくつも自ら創作している。
そうした創作舞踊は絵師たちによって記録されているが、華麗な舞いとして高い評価を受けている。
孝明世子は代理聴政を行なっていた間に、政治の分野だけでなく、芸術の分野でも優れた成果を発揮していた。本当に才能あふれる世子だったのだ。




そうした孝明世子の人物像をよく理解しながら、パク・ボゴムはイ・ヨンを演じていた。その努力が『雲が描いた月明り』で大いに実ったと言える。

構成=「韓流テスギ」編集部

イ・ヨンに扮した「雲が描いた月明り」を語る/パク・ボゴム全集1

イ・ヨンに成りきった温かい人柄を実感!/パク・ボゴム全集2

朝鮮王朝の世子から芸能界のプリンスへ飛躍!/パク・ボゴム全集4

試練が与えた優しさ/パク・ボゴム全集5

『雲が描いた月明り』で「家族の絆」を実感!/パク・ボゴム全集6

イ・ヨンは時代劇屈指のキャラクター!/パク・ボゴム全集7




固定ページ:
1

2

関連記事

特選記事

  1. コン・ユ主演で魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!/トッケビ全集13

  2. 繰り返し見て深みのあるストーリーを味わう!/トッケビ全集8

  3. 16代王・仁祖(インジョ)はどんな王だったのか

ページ上部へ戻る