パク・ボゴムが演じたイ・ヨンとジニョン(B1A4)が扮したユンソンが、男装していたホン・ラオンと三角関係に陥るというのが、『雲が描いた月明り』のメインストーリーであった。演技の上でも、パク・ボゴムとジニョンは世にも美しい好敵手物語を繰り広げていた。
韓服が似合う2人
最近の韓国時代劇の中でも、キム・ユジョンが演じたホン・ラオンほど幸せなヒロインは他にいなかっただろう。
なぜならば、パク・ボゴムとジニョンの2人から求愛されるという最高の立場にいたからである。
もちろん、両者の求愛を同時に受けるわけにはいかないので、どちらか1人を選ばなければならない。それでもパク・ボゴムとジニョンのキャラクターを考えれば、これほどうれしい「究極の選択」はなかった。
このところ、イケメンの男優がたくさん登場する韓国時代劇がいくつも見られるが、その中でも『雲が描いた月明り』は特別な輝きを持っていた。
主役のパク・ボゴム。朝鮮王朝の世子(セジャ/王の後継者)に扮していて、ジニョンは名門一族の御曹司を演じた。
2人とも文句なしの重要な役で十分に持ち味を発揮していた。何と言っても、韓服が本当によく似合っていた。
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イ・ヨンに扮した「雲が描いた月明り」を語る/パク・ボゴム全集1