パク・ソジュン主演『梨泰院クラス』の魅力は何か

韓国と日本で絶大な人気を誇ったドラマ『梨泰院クラス』。この作品は、本当に何度見ても面白いドラマである。一番の魅力はやっぱりパク・ソジュンの演技だが、それだけではない。他にはどんな魅力があるのだろうか。





見応え抜群の演技

『梨泰院クラス』は、主人公パク・セロイの復讐劇がストーリーの中心となっている。彼が復讐を誓っている相手が、外食産業大手の長家(チャンガ)グループの会長であるチャン・デヒだ。
2人が対決するきっかけとなったのは、第1話でセロイが高校時代にいじめを行なっていたチャン会長の息子に手を出し、そのことを謝らなかったことにある。
その結果、父親まで殺されてしまったセロイはチャン会長への復讐を誓う。その舞台となるのが梨泰院(イテウォン)の街だ。
梨泰院で「タンバム」という居酒屋を開いたセロイ。そんな彼を店の従業員として支えるのは、マネージャーでIQ162の天才少女のチョ・イソ(キム・ダミ)、元ヤクザのチェ・スングォン(リュ・ギュンス)、料理長を務めるマ・ヒョニ(イ・ジュヨン)である。
セロイは仲間たちと一緒に外食産業でナンバーワンを目指すという野望を持っているが、それはとてつもなく難しいと言えるだろう。なぜなら、その相手となる外食産業大手の長家グループはとんでもない強敵だからだ。




しかし、彼はそんなことで怖気づくような男ではない。相手がどんなに強い敵であろうとも立ち向かっていくとても強い精神を持っている。
ストーリーが進むにつれて激しくなっていくセロイとチャン会長の対決は見応え抜群だった。
その中でパク・ソジュンはすばらしい演技を見せてくれた。あんなにカッコいいところを見せられたら、女性だけでなく男性でも夢中になってしまうだろう。
そんな彼は、2020年8月14日に公開された映画『ディヴァイン・フューリー/使者』に出演している。
『キム秘書はいったい、なぜ』や『梨泰院クラス』で見事な演技を披露してきたパク・ソジュン。今後も彼の演技に注目したい。

文=康 大地(コウ ダイチ)

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