映画『徐福』はクローン人間と情報局員の壮絶な物語!

映画『徐福』は、人類初のクローン人間となった徐福(ソボク)と、彼と同行して目的地に向かう元情報局員のギホンが主人公になっている。2人が様々な勢力に追われる展開がメインストーリーになっている。

写真=CJエンターテインメント




生涯で最後の任務!

話題の映画『徐福』は今年の12月に韓国で公開される。
パク・ボゴムが演じるのは、人類最初のクローン人間となった徐福(ソボク)。人工的に不老不死を得た男だ。
その徐福を守るのが、死を前にして最後の任務に就く元情報局員のギホンで、コン・ユが扮している。
演出は、映画『建築学概論』で“初恋シンドローム”を巻き起こしたイ・ヨンジュ監督で、繊細な構成に定評がある。
この映画のオンライン制作報告会が10月27日に行なわれ、コン・ユは演じるギホンについてこう語った。
「ギホンは生涯で最後の任務を引き受けることになり、それが徐福との同行でした。徐福を安全なところに保護しながら移動する中で、お互いに理解しあっていくという過程を描いていきます」
コン・ユが語った「過程」というのが一番重要なストーリーになる。
果たして、どんな物語になっていくのか。12月の公開が楽しみだ。




〔作品情報〕
◆『徐福』のテーマ
映画『徐福』は、人類初のクローン人間をめぐる人間同士の暗躍を描いている。そのクローン人間に扮するのが、人気絶頂のパク・ボゴムだ。そして、コン・ユが扮するのは国家機関のエージェント。人類の命運を握ったクローン人間をめぐって様々な勢力が激闘するのだが、その中でコン・ユが演じるキャラクターも大いに奮闘していく。
◆『徐福』の撮影
『徐福』は2019年5月から撮影を行ない、2019年10月にすべての撮影を終えた。その後はずっと編集作業を行なっていて、ようやく2020年12月に韓国で公開されることになった。
◆『徐福』のタイトルの由来
クローン人間が「徐福」と呼ばれるのには由来がある。クローン人間は複製なので「不老不死」に該当するが、徐福もまた不老不死にまつわる人物なのだ。時は、中国を史上初めて統一した秦の始皇帝の時代にさかのぼる。




始皇帝は、欲しいものをすべて手に入れ、人々の羨望を一身に集めていた。そんな彼にも、たった一つだけ自分の力ではどうもできないことがあった。それは老いを防いで長寿を全うすること。始皇帝は死を極端に恐れた。そこで始皇帝は、不老長寿の薬を探した者に莫大な褒美を取らすというお触れを出した。すると、徐福という者が始皇帝の前に現れて、不老長寿の薬をかならず探すと宣言した。結局は探すことができなかったのだが、「徐福伝説」が各地に残り、徐福は不老不死を象徴する人物になった。それによって、不滅のクローン人間を扱った映画のタイトルに起用されたのだ。

文=「韓流テスギ」編集部

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