コン・ユという俳優は、韓国の芸能界でも演技力に定評がある。しかも、彼が主演した映画やドラマはヒットする確率が高いと言われている。このように、コン・ユはヒットメーカーとしても知られる。
コン・ユの2つの映画
日本では、コロナの影響で在宅となった人がとても多く、余った時間に映像の配信サービスを楽しんだりしていた。
その中で韓国ドラマに縁がなかった人も興味を示すようになり、『愛の不時着』と『梨泰院クラス』が大変な人気となった。こうして韓国ドラマに目覚めたファンが、次々と他のドラマにチャレンジしていった。
その中で、見る人がとても増えたのが『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』だ。
『トッケビ』といえば、何と言っても主演のコン・ユだ。900年以上も生き続けているという不思議な存在のキム・シンという主人公を、コン・ユは時空を超えたイメージで演じた。やはり、コン・ユの演技力はピカイチだ。
このコン・ユに興味を示した人は、過去の作品を見るようになったが、これからの作品を考えたら2本の映画がスタンバイしている。
1本目は映画『82年まれ、キム・ジヨン』だ。韓国で100万部以上も売れた大ベストセラーの映画化作品で、韓国社会で女性が受ける様々な重圧を描いた内容である。主役はチョン・ユミだが、コン・ユは夫の役を演じた。
韓国では昨年10月に公開されたが、日本では今年の10月の公開が予定されている。コン・ユのやわらかい感性が発揮された作品でもある。
もう1つの作品は映画『徐福』だ。パク・ボゴムとダブル主演となっている。
映画は人類初のクローン人間を扱っており、そのクローン人間に扮するのがパク・ボゴムだ。
コン・ユは国家機関のエージェントに扮しており、クローン人間をめぐる人間同士の戦いの中心を担っている。
この映画は今年中の公開が予定されている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』でコン・ユはどんな演技をしたのか
コン・ユの新作『82年生まれ、キム・ジヨン』が本当に楽しみだ!