2019年のコン・ユは、俳優として多忙な日々を過ごしている。なにしろ、連続して2つの映画に主演しているからだ。1つは、韓国で100万部以上も売れた大ベストセラーの『82年生まれ、キム・ジヨン』を原作とした映画だ。
妻に理解を示す誠実な夫
小説『82年生まれ、キム・ジヨン』は「韓国社会では女性がいかに理不尽な生き方を強いられるか」を描いている。
小説の主人公は30代の主婦のキム・ジヨンだ。
映画ではキム・ジヨンをチョン・ユミが演じるが、サラリーマンの夫に扮するのがコン・ユである。
彼は、様々な重圧から変化していく妻に理解を示す誠実な夫を演じている。演技派のコン・ユならではの役だと言えるだろう。
この映画は5月上旬に撮影が終わり、2019年10月の公開が決定している。
コン・ユは『82年生まれ、キム・ジヨン』の撮影が終わってから、今度は映画『徐福』の撮影に集中した。
同映画は、6月下旬から8月上旬まで朝鮮半島の南岸の海洋都市・統営(トンヨン)市で長期のロケも行なっている。
この『徐福』はクローン人間を題材にした作品で、コン・ユは国家機関の優秀なエージェントに扮する。
(ページ2に続く)