イ・ヨン(孝明世子)の無念を晴らしたドラマ!(特別編)

パク・ボゴムとキム・ユジョンが主演した『雲が描いた月明り』の主人公になっていたのは、イ・ヨンという世子(セジャ)だった。このイ・ヨンは孝明世子(ヒョミョンセジャ)のことなのだが、韓国でここまで有名になったのは『雲が描いた月明り』がヒットしたおかげだった。

写真=韓国KBS『雲が描いた月明り』公式サイトより




さぞかし無念であっただろう

これまで数多くの韓国時代劇が作られてきたが、孝明世子が登場するドラマはほとんどなかった。
頭脳明晰だった世子として評価が高いとはいえ、王にならないままに21歳の若さで亡くなっている。
そのために、歴史的に語れる物語が少なかったのである。
そんな孝明世子を主人公のモデルにして『雲が描いた月明り』は作られているが、もともとはWEB小説が原作ということで、歴史的な事実にかなりフィクションが加えられている。
あまり詳しく説明すると、まだドラマを見ていない人にとってネタバレになってしまうので詳細な解説を省くが、史実の孝明世子は何と言っても無念なことが多かった。
ただし、父の純祖(スンジョ)に代わって代理聴政(テリチョンジョン/摂政のこと)をして、とても大きな実績を作った。
国王になったら名君になるのは間違いないと思われていたのである。




それなのに、わずか21歳で急死してしまい、孝明世子が国王になる姿を見ることはできなかった。
(ページ2に続く)

何度見ても面白い『雲が描いた月明り』

パク・ボゴム主演『雲が描いた月明り』が描いた歴史とは?

パク・ボゴムが『雲が描いた月明り』で演じたイ・ヨンの運命は?

イ・ヨンに扮した「雲が描いた月明り」を語る/パク・ボゴム全集1

イ・ヨンに成りきった温かい人柄を実感!/パク・ボゴム全集2



固定ページ:

1

2

関連記事

特選記事

  1. コン・ユ主演で魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!/トッケビ全集13

  2. 繰り返し見て深みのあるストーリーを味わう!/トッケビ全集8

  3. 16代王・仁祖(インジョ)はどんな王だったのか

ページ上部へ戻る