チェ・ジウが5月に母親になることが所属事務所から公表されている。日本でも人気が高い韓流の人気女優。彼女が出産を控えているというニュースは、日本でも大きな話題になっている。
恵まれない子供たちへの支援
素顔のチェ・ジウは、撮影現場で笑顔を絶やさない。明るく活発でさっぱりとした性格なのだ。カメラが回っていないところではケラケラと笑い、とても気さく。それでいて、他の女優にはない華がある。
これだけの人気者でありながら、常にスタッフへの気配りも忘れない。だからこそ、共演した男優から一様に好かれるのだ。
そんなチェ・ジウ。1994年、MBCのオーディションに合格して芸能界への一歩を踏み出したとき、彼女はまだ釜山女子大舞踏科の学生だった。翌年、MBCドラマ『戦争と愛』で女優デビューし、その後いくつかのドラマに小さな役で出演したものの、学業との兼ね合いもあって役には恵まれていない。
彼女が飛躍のきっかけをつかんだのは、1996年の「イザベル・アジャーニ・コンテスト」への出場だった。これは、フランスの有名女優に似た人を選ぶ大会。すでにプロの女優として歩み始めていたチェ・ジウには抵抗があったが、なりふり構っていられない事情もあった。幸いに優勝して、大きな話題となった。それによって依頼を受けたのが、『パク・ポンゴン家出事件』だった。
同時に、若手俳優として頭角を現しつつあったペ・ヨンジュン主演ドラマ『初恋』への出演も打診された。当初はペ・ヨンジュンの相手となるヒョギョン役を依頼されたが、すでに『パク・ポンゴン家出事件』への出演を先に決めていたので、スケジュール的に無理だった。結局、脇役のソッキ役で出演することになった。
このドラマがヒットしたこともあってチェ・ジウの名が一躍知られるようになった。そして、『冬のソナタ』で大ブレークを果たしたわけだ。
大スターになってから、チェ・ジウは慈善天使としてよく知られた。慈善活動にとても熱心であり、特に恵まれない子供たちへの支援に尽力している。
そういうチェ・ジウが5月に母親になる。「素敵なオンマ(お母さん)」になることだろう。
構成=「韓流テスギ」編集部