『トッケビ』を見る幸せ4/コン・ユとイ・ドンウクの絶妙な演技

2人の食事のシーンが面白い

最初から2人は反目する。それは当然かもしれない。友人同士が仲良く同居するのとは訳が違うからだ。
とにかく、キム・シンは自分の胸に刺さっている剣を抜いてくれる「トッケビの花嫁」を見つけなければならない。
一方の死神は、自分の仕事として死んでいく人をしっかりと導いていかなければならない。
そんな2人なのに、まるで学生の共同生活のように何かと小さなことでいがみ合っている。そういった場面は、シリアスなストーリーの中でも、思わず笑いがこぼれるような和やかなシーンになっている。
外に出ると、キム・シンも死神も自分のやるべきことをやらざるを得ないので深刻な表情になるが、家に帰ってくると2人ともリラックスする。
特に2人が食事をするシーンが見モノだ。お互いに離れて座りながら、気に入らないことがあると食器を相手にぶつけたり、わざと食事を邪魔したりする。




そんなイザコザの場面でのコン・ユとイ・ドンウクは、どう演じればこれほど笑いを誘えるのかと思えるほどに面白い。
(ページ3に続く)

『トッケビ』を見る幸せ1/神秘な世界に酔う!

『トッケビ』を見る幸せ2/韓国の視聴者はどう評価したか

『トッケビ』を見る幸せ3/人間の生死をどう描いたか

『トッケビ』を見る幸せ5/コン・ユが演じた重要な場面とは?

『トッケビ』を見る幸せ6/コン・ユこそがトッケビそのものでは?




固定ページ:
1

2

3

関連記事

特選記事

  1. コン・ユ主演で魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!/トッケビ全集13

  2. 繰り返し見て深みのあるストーリーを味わう!/トッケビ全集8

  3. 16代王・仁祖(インジョ)はどんな王だったのか

ページ上部へ戻る