握手するときに片方の手を添える
握手をするとき片方の手を握手する方の腕に添えるというのは、韓国ならではの礼儀作法である。
この他にも、お酒を注ぐときや何か物を差し出したり受け取ったりするときにも同様の礼儀作法がある。
一般的に、添える方の手が添えられる方の手に近づけば近づくほど、尊敬の度合いが高いと言われる。
その究極の形は両手を使うことだろうが、両手での握手は政治家同士が行なうように、尊敬というより友好を強調する場合が多い。
また、両手で何かを渡したり受け取ったりするのも、日本と同様に卒業式や賞の授与式といった儀式の際の儀礼的な場合が多いため、両手を使うことが直接最上級の尊敬を表すとは限らない。
ただし、お酒の場合には注ぐときにも受けるときにも両手を使うことがある。