張禧嬪(チャン・ヒビン)こそが朝鮮王朝で一番有名な女性!(歴史編)

哀れな女性

淑嬪・崔氏からの告発によって張禧嬪が呪詛を行なっていたことを知った粛宗は、張禧嬪に死罪を言い渡す。
臣下たちは、張禧嬪の息子が世子になっていることを理由に大きく反対するが、粛宗は聞く耳を持たなかった。
張禧嬪は、死ぬ前に息子に会わせてほしいと願い出た。粛宗は親子の対面を許したが、彼女はいきなり世子である息子の腹部の下を強く握った。あまりの痛さに世子は気を失ってしまう。
なぜ張禧嬪は、そんな奇怪なことをしたのだろうか。今に至るまで謎である。
もしかしたら、彼女は精神が錯乱していたのかもしれない。
直後に張禧嬪は死罪で世を去った。
享年42歳であった。




王宮でやりたい放題をしていた張禧嬪なのだが、彼女もまた、粛宗の女性問題に振り回された哀れな女性の1人と言えるかもしれない。

文=康 大地(コウ ダイチ)

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