深い内面性
パク・ボゴム。
彼が人気商売の芸能人だからといって、いつも笑っているわけにはいかない。
感情がある以上は、笑えない瞬間もあるのだ。
そして、表情から笑顔が消えたときのパク・ボゴムも、なんとも魅力的だ。たとえ微笑まなくても、心の豊かさが感じとれるからだった。
思えば、『雲が描いた月明り』で演じたイ・ヨンは、苦しい立場に追い込まれていた。周囲は政敵だらけという状況の中で、世子(セジャ)として王を助けて政治を仕切っていかなければならなかった。
笑うどころか、厳しい表情の連続だった。
そんなイ・ヨンを演じ続けたパク・ボゴム。間違いなく言えるのは、彼は笑顔がとても魅力的だが、たとえ笑顔でなくても、「黙内雷」を感じさせるような深い内面性を備えていた。
構成=「韓流テスギ」編集部
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