光海君を憎悪した仁穆王后は斬首を強く主張!

執拗な暗殺計画

綾陽君は最後まで意志を貫いて16代王・仁祖(インジョ)として即位した。
仁穆王后は光海君の斬首をあきらめざるをえなかった。
果たして、仁穆王后の復讐は完璧に成就されたのかどうか。
あれほど憎んだ光海君の首を取れなかったことが、仁穆王后にとって唯一の心残りであった。
それゆえに、仁穆王后は絶対に諦めなかった。
光海君は当初、江華島(カンファド)に流罪となったが、仁穆王后は執拗に光海君の命を狙ったと言われている。
しかし、結局は暗殺を成就できなかった。




そして、仁穆王后は光海君が廃位になってから9年後に世を去った。
光海君はそれからさらに9年間生き、最後の流罪先の済州島(チェジュド)で66歳の生涯を終えた。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

朝鮮王朝にこんな悲しい世子(セジャ)が5人もいたとは?

朝鮮王朝で「絶世の美女」と称された5人は誰か

朝鮮王朝にはこんな悲惨な王妃が5人もいた!

光海君(クァンヘグン)はなぜ兄を差し置いて王になれたのか

『七日の王妃』の端敬王后(タンギョンワンフ)はなぜ七日で廃妃になった?




固定ページ:
1 2

3

関連記事

特選記事

  1. コン・ユ主演で魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!/トッケビ全集13

  2. 繰り返し見て深みのあるストーリーを味わう!/トッケビ全集8

  3. 16代王・仁祖(インジョ)はどんな王だったのか

ページ上部へ戻る