相手を感動させるセリフを好む
韓国では、文学の中でも感情的なジャンルに属する詩が人気を得ましたが、想像力が必要なファンタジーや論理的な思考の推理物はあまり発達しませんでした。
とにかく、韓国人は日常生活の中でもひんぱんに愛の表現を交わします。まして、日常生活よりもっと劇的でなければならないドラマではもっと感覚的な表現が用いられます。特にドラマが好きな人たちは、相手を理解させるためのセリフではなく、相手を感動させるセリフを好みます。
なぜなら、キャラクターや物語の心の動きを感じたいからです。
書く側としても、そのことを心得ているので、セリフの一つ一つに心血を注いでいるのです。
そうした背景から、ドラマの中で印象的なセリフが生まれてきます。
『82年生まれ、キム・ジヨン』で夫を演じたコン・ユの演技が注目される!
チャン・グンソクが『テバク』でベテラン俳優に刺激されて快演!
サスペンス&ラブの『悪の花』でイ・ジュンギの魅力が生かされる!