ドラマでわかる韓国の習慣5「重宝される食べ物は?」

日本同様に韓国でも箸を使う食文化があるが、日本と違うのはスプーンを多用することである。器を持たない習慣がある韓国では、汁物を飲むときにスプーンがないと飲みづらい。そしてその延長線上でご飯もスプーンで食べてしまう傾向がある。これはビビンパに代表される「混ぜる文化」のためであろう。





誕生日にはわかめスープ!

韓国ではご飯を汁物に混ぜて食べる人が結構いるのだが、その際いちいちご飯を箸で汁物に入れ、それをスプーン食べるという具合に使い分けていると面倒くさい。そこでスプーンひとつでご飯も汁物も済ませてしまうのである。この場合、箸は料理を食べるためだけに使われる。
その他に、食べ物にまつわる習慣として二つのものを取り上げよう。
まずは、わかめスープだ。
韓国では誕生日にわかめスープを飲む習慣がある。これは鯨が子どもを産んだ後にわかめを食べることに倣った習慣のようで、韓国女性は今でも出産後2~3週間くらいはわかめスープを飲む。その習慣が転じて誕生日にもわかめスープを飲むようになったらしいが、このわかめスープ、自分で作ってはだめで、誰か他の人に作ってもらわないといけないのだ。
韓国ドラマの中にも、彼氏の誕生日にわかめスープを作ってあげたのに飲んでもらえなかったと悲しい場面があった。本当に気の毒な話だ。




次の食べ物はもちだ。
近年日本以上に受験戦争が熾烈さを増している韓国では、特に母親が息子や娘以上に熱心に受験に取り組んでいる。そして、受験につきものの食べ物がもちである。
韓国の中でも特に受験熱の高いソウルでは、母親たちは受験日が近づくと自分の子どもが受験する大学の正門に、惜しげもなくもちをべたべたと貼り付ける。この奇怪な行動にはもちろん理由がある。韓国語では「大学に合格する」ことを「大学にくっつく」と表現するのだが、この「くっつく」という表現をそのままもちがくっつきやすいことに掛けているのである。
さながら日本でいうところの「トンカツを食べる」といったゲンをかつぎのようなものであろう。

構成=「韓流テスギ」編集部

ドラマでわかる韓国の習慣1「長幼の序」

ドラマでわかる韓国の習慣2「家族の絆」

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ドラマでわかる韓国の習慣4「飲食の作法」



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