カテゴリー:歴史

  • 光海君は名君だったのか

    明から何度も催促がきて、最後に光海君(クァンヘグン)はようやく最小限の援軍を出しましたが、後金に対しても使者を出して「あまりにも明に言われたので、やむを得ず援軍を出しました。けれど、歯向かうつもりはありません。あくまでも…
  • 光海君の政治力はどうだったのか

    光海君(クァンヘグン)の政治的な業績を見てみます。光海君が1608年に即位したときは、豊臣軍による朝鮮出兵からわずか10年で、国土がまだ荒廃しており、王宮のほとんどが焼失していました。戦乱の後遺症があまりに大きかったので…
  • 光海君はなぜ「最悪の暴君」と言われたのか

    仁穆(インモク)王后は、形の上では光海君の母親になります。大妃(テビ)という朝廷の最長老なのです。朝鮮王朝は儒教を国の教えにしていたので、長幼の序を厳格に守り、親行こそが最高の徳目でした。 [caption id="a…
  • 光海君は兄と弟を殺したのかをなぜ殺したのか

    宣祖(ソンジョ)は光海君(クァンヘグン)を世子に指名したあとも、実はまだ嫡子にこだわっていました。最初の正室が亡くなった後、彼は仁穆(インモク)王后と再婚しました。その仁穆王后が、1606年に宣祖の嫡子を産みます。それが…
  • 光海君は兄とどういう関係だったのか

    15代王・光海君(クァンヘグン)は、クーデターで廃位にされた王ということで、かつては暴君というイメージが先行していました。しかし、その後の歴史研究が進むと、「そうではないのではないか」と評価が変化してきました。 [ca…
  • 『不滅の恋人』が描いた歴史の真実は?

    『不滅の恋人』では2人の王子の対立が描かれるが、そのモデルとなっているのが首陽(スヤン)大君と安平(アンピョン)大君だ。歴史的に結末がどうなったのかを見ていこう。 競争心が強かった 朝鮮王朝の最高の名君と称さ…
  • 歴史の中の仕事人5「警察官の朴文秀(パク・ムンス)」

    王は朝鮮王朝において絶大な権力を持つ。しかし、歴代の王にとって悩みの種だったのが、地方の役人たちの不正だった。悪徳役人が監視の目を盗んで私利私欲のために庶民の生活を圧迫することがよくあった。そうした悪徳役人を摘発するため…
  • 歴史の中の仕事人4「作家のホ・ギュン(許筠)」

    17世紀初め、史上初めてハングルで書かれた有名な小説が「洪吉童伝(ホンギルドンジョン)」である。筆者は、朝鮮王朝中期の文人のホ・ギュン(許筠/1569~1618年)だった。 体制への反逆者 ホ・ギュンは有名な…
  • 歴史の中の仕事人3「武官の李舜臣(イ・スンシン)」

    朝鮮王朝を代表する武官と言えば、最も有名なのが李舜臣(イ・スンシン/1545年~1598年)だ。彼は豊臣軍が朝鮮出兵をしたときに大活躍した。今でも韓国の人がもっとも尊敬する偉人が李舜臣なのである。 新しい戦闘…
  • 歴史の中の仕事人2「妓生のファン・ジニ(黄真伊)」

    大人気となった韓国時代劇の主人公として有名になったファン・ジニ(黄真伊)。その人生は謎に包まれていた。なにしろ、生まれた年と亡くなった年がわからないほどなのだ。果たして、どんな人生を歩んだのだろうか。 美貌と…

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  1. コン・ユ主演で魂の不滅を抒情的に描いたドラマ!/トッケビ全集13

  2. 繰り返し見て深みのあるストーリーを味わう!/トッケビ全集8

  3. 16代王・仁祖(インジョ)はどんな王だったのか

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